「南京事件」研究の最前線を語る


今週はいろいろと会が多く、夜日記を書く時間がなかなか持てない。今日も夕方から「頭山満生誕150年祭」が行われるのでそれに出席しなければならない。発起人の末席に名を連ねている。頭山満というと右翼の巨頭という発想しかもてない人が大部分だろう。孫文を庇護しその革命運動の最大の援護者であったことまでは知っている人はいるかもしれない。それはほんの一部分のことだ。蒋介石も一時失脚した時に日本に来て、頭山の庇護を受けていた。インドの独立革命家ビハリ・ボースがイギリス政府の要求で日本から追放されそうになった時に、あわやのところをかくまうことに成功し、彼は後にインド独立義勇軍を組織することになったことも是非知っていただきたいことだ。

大体右翼だ国家主義だというが、頭山の玄洋社の三つ信条がどういうものなのか知っていますか? 第一条 皇室を敬戴すべし 第二条 本国を愛重すべし 第三条 人民の権利を固守すべし とこの3か条です。玄洋社こそ自由民権運動の正当な継承者と考えるべきなのです。人権は国権によってのみ守られるわけですから、国権の伸張に勤めずして人権なし、自由民権を考えるならいわゆる民族主義運動を行わざるをえなかったわけです。

ところで、すでにお知らせしましたが、来週21日(火)に東中野教授の南京事件についての講演があります。題して「『南京事件』研究の最前線を語る」。南京事件なるものは全くの虚構であることはすでにはっきりしている、勝負はついているということを再三述べてきましたが、この講演を聴いていただけば、なるほどそうだと納得していただけるでしょう。是非聞いていただきたいと思います。それでも疑問だという方はどんどん質問していただけばよいわけです。(もっとも、南京事件が否定されると困る人、生きてはいけない人?!はお聞きにならないほうが良いかもしれません。どうにもならなくなるでしょうから。)30万はともかく、大量虐殺はあったに違いないということを漠然と考えられている方も多いと思います。しかし、それはまったくの間違いです。結局のところ第三者による虐殺の目撃証言ゼロ、写真ゼロという厳然たる事実に象徴されるように、数の問題ではなく、火のないところに煙を立てたブラック・プロパガンダであったというのが南京事件の本質です。

21日(火)12時30分より、東京財団虎ノ門近く、日本たばこ本社の向かい)1Fにて。無料ですが、座りたかったら早めにいかれることをお勧めします。